消化器科・胃腸科 - 逆流性食道炎・胃食道逆流症,羽田,本羽田の内科,小児科,消化器科,胃腸科,内視鏡検査,往診(訪問診療)

山田医院

消化器科・胃腸科 - 逆流性食道炎・胃食道逆流症│大田区羽田の内科,小児科

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消化器科・胃腸科 - 逆流性食道炎・胃食道逆流症

gastrointestinal medicine

逆流性食道炎と胃食道逆流症

胃酸(胃液に含まれる強い酸度の消化液で、pH1-2の塩酸)を含む、胃の内容物が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起きた状態を逆流性食道炎といいます。
食道には胃酸に対する防御機能がないため、酸に繰り返しさらされることで炎症をお越し、粘膜のただれや潰瘍が生じたり(食道炎)、胸焼けや呑酸などの不快な症状(逆流症状)の原因となります。しかし、こうした逆流症状があっても実際に内視鏡で検査すると食道炎を認めない方(非びらん性胃食道逆流症:non-erosive reflux disease:NERD)がしばしば認められます。この為、胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease:GERD )という概念が生まれ、“胃食道逆流により症状や合併症が引き起こされる疾患”と定義されました。

逆流性食道炎・GERDの症状

典型症状

胸やけ(前胸部からみぞおちにかけての灼熱感)
呑酸(のどの辺りや口の中が酸っぱいまたは苦い、胃の中身が逆流する感じがする)
その他の症状
お腹の張り、のどの違和感、胃もたれ、頻繁にげっぷが出る、よく咳き込む、胃の痛み など

診断

症状と内視鏡により行われます。食道炎は、ロサンゼルス分類という肉眼で認められる下部食道を中心に食道粘膜障害の程度によって重症度が判定されます。また、典型的な逆流症状があるのに、肉眼的に食道粘膜障害を認めない場合NERDと診断されます。NERD診断には24時間pHモニタリング検査という方法がありますが、主に専門施設でおこなわれています。

予防

逆流症状を悪化させるものとして、タバコ、アルコール、チョコレート、脂肪食、炭酸飲料、右下での就寝などがあげられます。控えられるものは減らした方がいいでしょう。寝るときは、頭の方を10度ぐらいあげると逆流が減ると言われています。

 

治療

PPI(プロトンポンプ阻害薬:オメプラール・ネキシウム・タケプロン・パリエット・タケキャブなど)が第一選択役となります。PPIは、胃の壁細胞に存在する、胃酸分泌の最終段階であるプロトンポンプに結合することで、その働きを直接抑え、胃酸の分泌を抑制します。以前はH2ブロッカー(ヒスタミン受容体拮抗薬:タガメット・ガスター・ザンタック・アシノン・アルタット・プロテカジンなど)が使用されましたが、酸分泌抑制作用が弱く、使用頻度は減少しています。

PPIを飲み始めると数日で酸逆流症状が改善することが多いですが、食道粘膜障害が消えたわけではありません。薬の効き目で胃酸の逆流が減ったため症状が軽くなっただけなのです。ですから、薬をやめれば症状は再燃してしまいます。薬はご自分の判断で中止しないようにしましょう。
外科的治療としては、開腹手術や腹腔鏡下噴門形成術(ニッセン法やトゥペイ法)があります。

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